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2020年地価公示価格発表。神奈川は上昇傾向続く。日本経済新聞が公開した「あなたの街の地価は?」マップが秀逸!!

国土交通省が18日発表した2020年の公示地価(1月1日時点)で、神奈川県内の住宅地は前年比0.3%上昇(3年連続)、商業地は前年比2.7%上昇(8年連続)でした。近年の鉄道開発がけん引している。相模鉄道がJR線との相互直通運転に伴い新設した羽沢横浜国大駅(横浜市)近くやリニア中央新幹線の新駅が整備される予定のJR橋本駅(相模原市)周辺、横浜駅では大規模複合ビル「JR横浜タワー」が5月に開業する予定で、一段の集客増が期待されている。上昇率首位は横浜駅近くの横浜市神奈川区鶴屋町で15.9%。10年前と比べた上昇率は8割を超える。33市町村別で上昇率トップは川崎市(5.1%)だった。

 

一方、特に下落幅が大きいのが三浦市だ。市全体の下落率は前年比4.1%と前年(4.6%)に比べて縮小したが、県内自治体で最も大きかった。同市最南端の三崎地域の地価は10年前に比べて4割超下がっているほか、同市内の調査地点はいずれもこの10年間下落が続いている。下落地域の共通点について「都心へのアクセスが劣り、人口減少や高齢化が進行している」と分析する。山北町(3.1%)や南足柄市(2.9%)、横須賀市(2.4%)なども下落が目立った。(日本経済新聞2020/3/18 16:50)

 

また、日本経済新聞が公開した「あたなの街の地価は?マップで見る上昇と下落」サイトは、全国の公示価格地点の前年比がグラフで一目瞭然で見られる。